AGAの治療はいつまで行う?
2016/11/13
AGAの発症メカニズムをチェック!
以下では、どのようなメカニズムでAGAを発症するのかまとめてみました。
①年齢を重ねることで男性ホルモンのテストステロンの分泌量が増える
②毛根近くの皮脂腺から還元酵素の5αリダクターゼが分泌される
③酵素の影響でテストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変化する
④DHTが毛髪の成長を阻害する脱毛スイッチを毛母細胞や毛乳頭に入れる
⑤「成長期」⇒「退行期」⇒「休止期」と続くヘアサイクルが乱れる
⑥本来の寿命よりも早く抜け落ちるので薄毛が進行しやすくなる
このようにAGAの発症はDHT(ジヒドロテストステロン)と深く関わっており、男性ホルモンが直接的な原因ではありません。
酵素の量が多かったりアンドロゲンレセプターの感受性が高かったりという男性ほどAGAを発症しやすく、加齢によって髪の毛が薄くなっていきます。
AGAの治療はいつまで行えば良いの?
AGAの治療は保険適用外なので高額な費用を負担しなければならず、いつまで続ければ良いのか疑問を抱えている男性は多いかもしれません。
一度回復したら治療は終わりと考えている方はいますが、上記でご説明したようにひとたびAGAを発症するとDHT(ジヒドロテストステロン)は作られ続けるので抜け毛や薄毛は確実に進行します。
進行スピードには個人差があるものの、何もせずに脱毛が止まることはなく、AGA自体を完治させることはできないのです。
①30代や40代になって薄毛が気になり始めた
②医療機関で診察を受けたらAGAだと診断された
③投薬治療と毛髪再生療法で一定期間に渡って治療を受けた
④無事に発毛効果を得て満足のいくヘアスタイルになった
⑤安心して治療をやめると再び薄毛が進行していく
⑥ゆっくりと元の状態へと戻ってしまった
上記のように薄毛になる体質を根本的に改善することはできず、「AGA治療はいつまで続けるの?」という質問には「ずっと」という答えが正解となります。
薄毛自体は命を脅かすような危険な病気ではありませんし、いつまで治療を行うかは個人の考え方次第と言えるでしょう。
髪の毛が薄くなったとしても特に気にしない⇒完治できないのであれば積極的な治療をしなくても良い
年相応の状態はできる限り維持したい⇒髪の毛が薄くても不思議ではない年齢までAGA治療を続ける
60代や70代になってもフサフサの状態を維持したい⇒極端な話死ぬまでAGA治療を受けなければならない
絶対に治さなければならない病気ではないので、個人の目標に合わせてAGA治療は自分で終わりを決める必要があります。
正解不正解はなく、まずは自分がどのような髪の毛の状態を目指したいのか問いかけてみてください。
当サイトでご紹介しているAGAスキンクリニックであれば、個人の要望に合わせたAGA治療が受けられます。
今の髪の毛を現状維持したい⇒プロペシアやミノキシジル
発毛効果の高い医薬品を使いたい⇒オリジナル発毛薬
進行した薄毛を劇的に変化させたい⇒AGAメソセラピーや自毛植毛
治療方法によって費用は異なるので、AGAスキンクリニックで無料カウンセリングを受けてどのような対処をすれば良いのか専門医へと伺ってみてください。
段階的に治療薬を減らすのは選択肢の一つ
10年間も20年間もAGAの治療薬を服用し続けると金銭的な負担は大きくなります。
そこで、治療によってある程度の効果を得られたのであれば、段階的に治療薬を減らしていくのは選択肢の一つです。
・1日に1錠のプロペシアを2日に1回とペースを減らす
・1日に2回塗布していたミノキシジルを1日1回に減らす
このような対策で金銭的な負担を抑えられますし、治療を完全にやめるわけではないので薄毛の症状が直ぐに元通りになる心配はありません。
また、AGAの進行を防ぐためにも医薬品の服用だけに頼るのではなく、生活習慣の見直しも同時に行ってみてはいかがでしょうか。
・肉類や乳製品などに偏った食生活を続けている
・度重なる夜更かしで慢性的に寝不足状態
・運動不足で血行不良に陥っている
このような状態では薄毛が進行しやすいので、薄毛だけではなく他の病気を未然に予防するためにも不規則な生活を改める努力をしてみてください。
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